発泡スチロール 半自動カッター


 

■発泡スチロール 半自動カッターの製作

 

コアカットを完全に手動で行う方もおられますが、相当の熟練が必要。半自動カッターを作れば少々の調整でコアカットができるようになります。

 

カッターは
1)弓
2)台
3)テーパー翼を作る為の差動アーム
4)12V電源
で構成します。

私の場合は、脚のない台を製作し、ベンチの上において使うようににました。

弓の角材は適当な大きさでOKです。
参考までに腕:20x10、ベース:40x10の木材を使用しました。
左の腕は木ねじ固定、右の腕はバカ穴にして
バネの力でステンレス線がピンとはるようにします。
発熱線はステンレス線(0.28mm)を使用しました。
ニクロム線より安くて強度があるようです。
弓の下にはキャスターをつけます。(上の写真参照)

ステンレス線は長めにしておき、クリップを介してつまむ位置を変えて電流調整をします。
腕の先端部分は木ねじを2本使用しステンレス線を8の字に巻きつけて固定します。 (←「Fanky Plane 日記」さんのアイデアです)

テーパー翼を作る為の差動アームは「きむらクラフト」さんのアイデアをほぼそのまま使わせて頂きました。

弓につないだ糸をアーム(木材)にクリップで止めます。アーム(木材)の自重で弓を引き寄せます。

カーテンレールを用いて差動比率を調節することができます。(蝶ナットで黒いコマの位置が自由に調節できます。)

「コマ」はホームセンターで売っている戸車を分解して使用しました。(ちなみに安物の方が分解しやすいです)

電源は車バッテリー用充電器を使用しました。使用電流は2A弱でした。 ( ニッカド充電器も使用できるようです)