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■機体の設計 | |||||||||||||||||||||||||||||||
シリアルNo.19・・・直貼り機19機目です。
これらの特性は
今回はナローと標準の中間機を製作してみることにします。 ところで、実は1年前に同じコンセプトでhayabusa7を製作しましたが、
翼面荷重は経験的に11.5g/dm2程度必要と考えていますので |
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■尾翼の製作 | |||||||||||||||||||||||||||||||
尾翼製作道具 1)尾翼削り台 |
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サンディングが終わったら水洗い。 スタイロの”粉”がきれいに取れます。 |
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尾翼は今回もアラミド製。 |
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■主翼バギング | |||||||||||||||||||||||||||||||
バックプレートはPP(ポリピレン)シートを使用。表面がピカピカに仕上がります。さらにWAXが不要。関西ではメジャーなホームセンター”コーナン”で入手できます。 |
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類似品の”アクリサンデー”製のPPシートは外観が同じですが、表面処理がしてあって離型しませんのでご注意下さい。 ←このラベルのものはNGです。 |
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主翼重量トリミング後 59.6g。 胴体(メカ共)が120g程度で仕上がるとすると、だいたい240gになるでしょう。 |
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トリミングした後、前縁を鏡面仕上げにする為に再バギングします。 前縁をキレイに仕上げた後、写真のようにネガコア(前縁部15ミリカット)に載せてバギング。 |
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フードセーバーで再バギング。 上面はピカピカに仕上がりましたが、裏面に少々樹脂が回り込んで筋と凹凸ができてしまいました。樹脂の加減が難しいです。 尚、今回、試してみましたが樹脂を塗るだけではピンホールは潰れませんでした。hayabusa9.5で掲載しましたようにクラフトるうむさんの60gカーボンクロスを解いたものを使用する必要があります。 |
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クラフトるうむさんの60gカーボンクロス、販売開始すべく準備中とのお話です。 次回クラフトるうむカップに参加される方は引き取りに行けば入手できるかもしれません。 |
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■主翼台座 | |||||||||||||||||||||||||||||||
このパーツは主翼パイロンのベース。 主翼コアカット用のテンプレートをレーザーカットでオーダーメイドした際に余った部分で製作しておきました。 t1.5mmX10mmX100mmの航空ベニアに@80mmでφ5mmの穴を空けてあります。中央部は軽量化の為に肉抜きしています。(この肉抜きは重量的には僅かなのであまり意味が無いかも知れません) |
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今回、パイプはクレールさんのStrong03(フル補強版)を使用。ノーマル品と比べるとかなりしっかりしています。重量は18.5g程度ありました。 パイロンが立つ部分は98gカーボン(巾25mm)で補強しています。特に後ろのパイロン部分はエルロンリンケージを取り出す長穴も明きますので弱点になります。(以前に後ろのパイロン穴部分でパイプが折れたことがあります) |
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主翼パイロンベースをセットした写真です。 穴から5ミリカーボンパイプを差込んで位置決めし、片方の穴からパイプで押さえながらもう一方の穴から瞬間接着剤を落として仮固定してから、本固定します。 少々コツが要りますが瞬間接着剤のみで固定できるので養生時間が短縮できました。 |
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ピンボケですが、パイプの中にパイロンベースを固定した写真です。 ベース材の1.5mm航空ベニアのパイプと接する部分はテーパーをとってパイプ内面に沿うようにしておきます。 |
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パイロンはhayabusaシリーズ当初より採用している方法を継続しています。外形5mm内径3mmカーボンパイプにカーボンロービングを巻いて製作します。 バルサ台座にはこの時点でなるべく翼型に沿わせると共にフィレット状にしておくと後で整形する際に楽です。 |
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主翼と台座の隙間調整を行うと共にとフィレットを作ります。 台座側はバルサ面を3mm程残してマスキングします。 |
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主翼裏面にポリエチゴミ袋を貼ります。パイロン穴は鋭角カッターでキレイに繰り抜いておきます。 主翼裏面はマイナスRなのでポリエチゴミ袋には軽くスプレー55のりを薄っすらと吹き付けておくと良いです。 |
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バルサ台座にたっぷりとエポキシ接着剤を塗ってから主翼を取り付けた後、ヘラでフィレットを作ります。 失敗談ですが、この時点でエポキシの粘度を下げて凹凸を馴染ませる為にドライヤーをあてた事があります。ドライヤーをあてるとポリエチのゴミ袋が伸びて波打ってしまいました。ドライヤーはNGです。 |
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硬化したら、主翼側のポリエチゴミ袋を外します。 ポリエチゴミ袋はパリッときれいに離型できます。フィレットの先端は波打っていますのでペーパーで整形し、残った凹凸は、ラッカーパテで仕上げます。 |
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■ペグの製作
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段違い翼端ペグの製作。翼端ペグはアラミドを混ぜず、カーボンクロスのみでカチカチに固めるこのポイントです。手で簡単には曲がらない位の強度が必要です。 今回はホビキンの160g/uのカーボンクロスを使用。 それぞれのクロスはスプレー55のりで2枚貼り合せておくことでほつれません。 |
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今回のPLY数は左図の通り。2重線は2枚貼り合せを示しています。 160g/uカーボン×8PLY、曲がり部には198gカーボン×2PLY×2 これで十分な強度が得られました。 |
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ちなみに、これまで198g/uカーボンのみを使用していたので、左図のように 198g/uカーボン×8PLY、曲がり部には198gカーボンを1重としていました。 |
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型板は本当は0.5ミリ程度のアルミ板がよいのですが、手元になかったので0.3ミリの真鍮板を使用。 0.3ミリだとかなり柔なので折り曲げ加工は容易でしたが、樹脂塗り後の養生の際は3ミリのアクリル板をかませててクランプで圧締しました。 |
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硬化後、真鍮板を剥がします。 WAXを塗るのも面倒なので、真鍮板は無処理のまま使用しましたが、エポキシ樹脂は鏡面仕上げの金属板には完全には密着ませんので、カッターの刃を差込めば離型できます。 |
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グラインダーを用いて屋外で粗カット。大量のカーボン粉が出ますので室内でやると大変な事になります。 |
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ハンドリューターで仕上げて完了。根元は削らず、先端に行くに従って少し薄くします。 今回は2.3gまで削りました。 |
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翼端へ取り付け後、内側に1ミリもしくは1.5ミリバルサを貼って整形します。 強度的には不要ですが、カーボンだけだと痛いので・・・ただ、空気抵抗が増すのが少々嫌な感じです。 |
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■サーボベッド
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サーボベッドもレーザーカット品。 主翼コアカット用のテンプレートをレーザーカットでオーダーメイドした際に余った部分で製作しておきました。 1.5ミリの航空ベニアを用いたので軽量化の為に、これでもか!という位の肉抜き。 |
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サーボベッドにはアラミドを貼って補強します。1.5ミリの航空ベニアなので、ビス部に補強する必要がなく楽チン。 ただ、肉抜きしすぎたようで、エルロンサーボのラップ部は少し柔な感じ。もう少し強度があった方が良いと感じました。 |
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■完成 |
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完成重量 BATT込 236g 今回のカラーリングはオレンジ。 主翼は鏡面仕上げでピカピカです。 いつも同じような写真なので今回はディテールアップ。 ↓↓↓主翼パイロンの部分はカーボンクロスで補強。 ↓↓↓水平尾翼の台座はスタイロコアにカーボンクロス貼り。
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