■軽量直貼りDLG機 「Hayabusa LT」 の飛行日記


 
製作後記

今度の機体はランチフォーム矯正が狙い。

LT:ランチトレーナーということで、製作は必要以上に凝らずに短期間で製作。

約1ヶ月で完成しました

新しいカラーリングにも大満足 ヾ(´ρ`)ノ゛



新作機 Hayabusa S と Aspirin custom と 2ショット

機体スペックはウィングスパン1420ミリ、翼面積は20dm2、全備重量208gです。

ウィングスパンはフルスパンの機体より5%程短くなっています。

主翼はカーボンキュアシートスパー+アラミド貼、紙貼り仕上げ。表面はピカピカです。

重量のわりに走りますので、摩擦抵抗が低減できているのでしょう。

そういえば、垂直尾翼の8823は”はやぶさ”をもじっています (;^_^A

今までのカーボン/アラミドDボックスとは違った目立つデザインに仕上がりました。

尾翼は絹エポキシ貼り。絹にプリンターでカラーリングとロゴ入れを行っています。

裏面もカラー紙貼りで視認性にも優れています。

■クラッシュ

やってしまいました。ランチ直後にダウンが入って複雑骨折!

まだ3投しかしていないのに・・

ランチ時にプロポを握った左親指がスティックの付け根を押しやってダウンが入ったと思われます。

情けない (;-_-) =3 フゥ

くよくよしていてもしょうがないので、気を取り直して修理。

ポッド:指で成形しながら瞬間接着剤で復元
ブーム:新品のパイプを被せてジョイント
尾翼:外して付け直し
リンケージ: 外して新品に交換
主翼:樹脂注入+カーボン補強

ヒドイ状態からですがクラッシュした日の翌日には修理できました。補修方法のハウツー記事が書けそうな位、手馴れてしまった修理。
でもあまりに情けないので、記事にはしません (ー。ー)フゥ

■ランチ

ウィングスパンを短くしたことで、振り抜きは軽くなりました。

で、ランチも高く上がるようになった気がするのでレーザー高度計で測ってみると、予想に反して高度はあまり変わりません。機体が小さい分、目の錯覚で高く上がったように見えるだけのようです。

不思議に思い、スーパーランチャーOZ-K氏に投げてもらい、高度を測定しましたが結果は同じ。

考察の結果
(メリット)
・負荷が軽くなった分、腕の回転速度は上がる。
(デメリット)
・ ペグから重心までの距離が短くなった分、回転半径が小さくなり機体の回転速度が下がる。
・ランチ上昇時の揚力はフルサイズより少ない。
上記がバランスして、結局ランチ高度はあまり変わらない。という結論です。

それでは、この機体を作った意味がない?

かと言うとそうではありません。ランチフォームの矯正には効果があります。ランチ時の負荷が軽い分、フォームの改造がやりやすいのです。

■第2回 F3K日本選手権

2009年11/7-8 兵庫県神崎郡市川町で開催された第2回F3K日本選手権を見学してきました。日本選手権だけあって、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

で、ランチ高度はというと

皆さんも高いのなんの・・・トップフライヤーのランチ高度は55m前後、選手全体のレンジも45-55m。

ここに仲間入りする為には最低でも45mは必要です(゚ー゚;A

結果は
優勝:小川さん(BM)
2位:伊藤さん(BM)
3位:岡本さん(??)

入賞者の皆様おめでとうございます。相変わらず、入賞は全て国産機でした。

大会関係者の皆様ご苦労様でした。