■プロポ ホルダー


 
淀川滑空班A氏考案によるJR 9XII用プロポホルダーの製作です。

ランチの際にはついつい左手に力が入ってしまします。

その際スティックの付け根に指が食い込んでダウン舵が入り墜落するという苦い経験をしました。

プロポホルダーは以前より取り付けたいと思っていたのですが

ビス穴加工が必要になるので躊躇していましたが、

この方法なならφ1.5ミリの穴を1箇所開けるだけでOKです。

※取り付けは自己責任にてお願いします。

 

■下端の固定

1.2ミリのピアノ線を左の写真のように細工します。

片方はクランク、片方はリング形状にします。

プロポのケースに1.5ミリの穴を明け、ピアノ線のクランクを差し込みます。(写真は下後ろから撮影しています。)

プロポを傷つけるのはこの穴のみです。この位の穴なら後から埋められます。

ピアノ線のリング側を元ネジに挟み込んで固定して完成。(写真は下前から撮影しています。)

これでかなりしっかりした金物となりました。

ところがホルダーベルトを取り付けてみると左手の第三関節にあたってしまい、うまくありません。

ホルダーベルトの位置をなるべく手前に出さないと手の甲の部分にフィットしないことが分かりましたので写真のようにホルダーベルトがかかる位置が前に出てくるようにピアノ線の形状を変更しました。

ベルト取り付け後の写真。

ベルトのズレ止めにタイバンドを付けています。

これで手の甲にフィットするようになりました。

■上端の固定

上端はプロポに穴を開けることなく取り付けるためにスイッチのナットで挟み込みます。(このスイッチには指が回らなくなりますので飛行中は操作できません)

ホルダーベルトは化繊のベルトを使用。皮細工用のポンチで穴を打ち抜きます。抜け落ちの心配がありましたのでスイッチの大きさより少し小さめに開けました。

切断面を半田ごてで溶かしてホツレ止めします。

左肩のスイッチに挟み込みました。

でも、これでは左人差し指が自由に動かないのでランチモードスイッチ(左肩奥のバタフライスイッチ)をうまく操作できません。

それで左写真の位置に付け替えました。

これで左人差し指が自由に動かせるようになりました。

■使用感

これ、なかなかの優れものです。

ランチ時に左手を全く気にしなくてよくなりました。

また、左手だけでプロポがホールドでき、左スティックのコントロールができます。

ハンドキャッチの際、早めに右手を離して機体を迎えに行くことが出来ます。勿論この間、左手でエレベーターのコントロールが出来ていますのでキャッチも楽になりました。