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■テスト飛行 その3 改良後のテスト飛行の結果。
今回は飛行場に集まった機体ウォッチングです。 ↓↓↓M氏のフィルム貼機。とても美しい仕上がりです。
※ハードランチャーのランチでは 実測40m超えもありました。 水平尾翼を垂直尾翼の後ろに配置することで水平尾翼容積を稼いでいます。 対照的な2枚の写真です。 ハイアスペクト翼機とワイド翼機。
で、どちらが良いか?・・・・・ には結論が出せません。 コンディションにも大きく左右されるでしょう。
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■ポッドの製作 |
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ポッドは軽量化を狙ってバッテリー用シュリンクチューブで製作していましたがなかなかうまく成形できないので4ピースで構成していたこともあって2g位になっていました。また、シュリンクチューブはかなり貧弱ですので飛ばしているうちに凹んだり、ランチ時にハッチが外れたり・・・でしたのしっかりした樹脂ポッドをでロストコア方式で製作することにしました。対称につくる為に角を立てた状態で荒削りし、最後にエッジを丸めます。 |
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35g/m^2 アラミドクロス+49g/m^2 ガラスクロスを積層。これ以上だと重くなります。 この写真は失敗作。表面を整える為にポリ袋をあててストレッチフィルムでグルグル巻きにしたのですが、たるみ部分がシワになって硬化し、失敗作となりました。 硬化後にサンディングした様子。コアを除去すると穴が明いてしまうでしょう。補修は可能ですが重くなるでしょう。 ※ロストコア方式 樹脂ポッドの知識が無い方の為に |
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気を取り直して作り直し。2次元曲面の部分にのみポリ袋をあてて、3次元曲面の部分はなにもせずに硬化させました。 完成したら、開口の大きさを決めてコアごと切り出します。 |
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スタイロはアセトンを少々流し込むと解けてゲル状になります。これを掻き出した状態の写真。 残ったスタイロの溶けカスを指で摺りだします。 表層が薄いので指で摺り出す際にクシャっとシワなってしまいました。後から瞬間で固めると直ります。 |
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重量は2.25g。上出来です。 この状態では開口部がグニャグニャですが、長辺部開口ハッチの受けを瞬間で接着したらかなりしっかりしました。(3枚下の写真参照) あと、塗装しましたので最終的には2.5gは超えてしまったと思います。 |
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ポッドの固定をどうするか悩んだのですが、カーボンパイプに4ミリバルサを接着し、これを背骨のようにポッドに瞬間で固定することにしました。 バルサを貼り付けるのはかさ上げの為。かさ上げすることでサーボホーンの干渉を避けることができます。 この状態で取り付けるので、ポッドには背割りを入れて、ポッドを開いて被せて中粘度瞬間で復元します。(下の写真参照) |
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ポッドは黒に近いダークグレーにしました(見た目カーボン風) ”背骨”の接着だけではグラグラですがバルサを詰めてサーボと接着することでしっかりとしたポッドとなりました。(黄色いホーンの反対側に詰まっているのがバルサです) サーボコードは受信機に半田付けしているのがわかります。(この方法なら、外したあと、ピンに半田が残りませんので、またコネクタ方式で使えます) |
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開口ハッチの受けのディテール。 開口部の強度補強も兼ねています。 |
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この角度から見ると”背骨”に接着し易いようにポッドの上面はフラットにしているのがわかります。 |
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最終重量 バッテリー込みで38g。 翼面荷重は8.4gとなりました。 |
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1.5ミリバルサを使いたかったのですが、手元には1ミリバルサしかなかったのでやはり1ミリバルサで製作することに。 今回は両面にフイルムを貼ります。面積も小さいのでクラフトるうむのウェットフィルムを使用します。ついでに少しだけ面積を大きくしました。 |
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剛性を確保する為にカーボンキュアシートを貼り付けました。 でも出っ張りになっていますので空気抵抗大きそうです。 |
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