■ビスケットでジョイント (ビスケットジョイナーDW932K)


木材の簡易な接合にはビス、木ダボなどがあります。木ダボ接合は綺麗ですが手加工すると穴がずれてしまうケースが多く、とても手間取っていました。ビスケットは木ダボに替わる接合材料で、専用の加工機(ビスケットジョイナー)で加工します。

ビスケットジョイナーはメーカーにより名称が異なります。2007.1現在手に入るのは以下のメーカーです。※DEWALT ビスケットジョイナーDW932Kは販売終了となりました。

販売
商品名
DEWALT
ビスケットジョイナーDW682
※コードレスのDW932Kは販売終了
PRTER CABLE (ポーター)
プレートジョイナーModel# 557
KERV
ビスケットジョイナー
LAMELO (ラメロ)
ジョイントカッター
マキタ
ジョイントカッター3901
■DEWALT ビスケットジョイナーDW932K

DEWALT ビスケットジョイナーDW932K
※コードレスタイプのDEWALT DW932Kは販売終了となりました。

写真のようなハードケースに入っていてカッコイイです。収納や持ち運びも便利。

つまみにより、ガイド板:フェンスを0度〜90度までの間で固定できます。

写真の赤い印の部分から鋸刃が得てきます。その上にあるつまみでフェンスを上下できますのでビスケットの彫り込み位置は自由に調節できます。

説明書では基本的には端明きを5ミリ以上確保するように記載されています。

写真のように水平に回転する鋸刃が出てきてして円形の溝が彫られます。

この穴に専用のビスケットを差し込んで固定します。

ビスケットは各社共通で#20:(大)60×25.4mm、#10:(中)56×19mm、#0(小)46×16mmの3種類があります。

3種類共厚さは同一です。ビスケットはブナのチップを圧縮しでできていて木工ボンドの水分で膨張して固まるとのことです。

溝の深さは右写真の黒いつまみでセットします。#0、#10、#20の目盛りがありビスケットの大きさに応じてセットします。

説明書では基本的には#20:(大)を使用するように記載されています。

溝を掘った鋸くずが大量に出ます。

標準でダストバッグが付属していますが連続して作業をすると詰まってしまいますので数回おきに掃除が必要です。

2007年、サイクロン集塵システムをつくりました。付属のダストバッグアダプターは38ミリ径ですので38ミリのダクトホースカフスにぴったり。100%集塵することができます。これで快適に作業できるようになりました。

ビスケットを差し込んだ状態です。説明書では厚さ25ミリ以上の材料では写真のように2段で接合することを推奨してあります。

(2枚のビスケットはあえてずらしました)

 

写真の様に組立てました。ビスケットの巾より少し大きめの彫り込みとなっていますのでビスケット挿入後、左右方向は微調整が可能です。便利!

締め付けはポニークランプを使用。

 


■ビスケット加工の動画 更新2007.7

左の画像もしくはこちらをクリックしてください。

wmv 1'24" 2.47MB

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