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入学式には間に合いませんでしたが、本棚と袖引出も完成しました。完成日4月13日
(更新2009.1) |
■完成品
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<寸法>
幅:1100ミリ
奥行き: 700ミリ
高さ:725ミリ
机、袖引出、棚が全て揃いました。
塗装は、オスモカラー ウッドワックス「パイン色」を使用しました。棚部分は、オスモカラー「ダフブルー色」を用い、ツートン塗装にしました。
椅子は既製品を購入: ¥18,900也
余談ですが、椅子のデザインが全体のイメージを大きく左右します。少々値段がはりましたが、椅子のデザインにはこだわってセレクトしました。
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■袖引出(本体)
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側板、底板、つなぎ材は厚さ18ミリ、巾450ミリ巾のパイン集成材を使用。
BOX本体組立て前に、引出レールを先に取り付けます。
上の2段は通常の引出レール、下一段はボールベアリングタイプを使用しました。
最下段には本などの重いものが収納されることを想定し、耐荷重が大きいボールベアリングタイプを使用しています。
天板やつなぎ材取付けの為のビスケット加工を施してあります。
底板には、引出の補助用のキャスターを取付ける為の切り欠きを設けています。
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天板の奥行きは480ミリ必要となりましたので450巾のパイン集成材に1X4材を継ぎ足して480ミリにしました。
※天板は側板の奥行きと比べ、引出しの前板の厚さの分だけ大きくします。
組立てにはポニークランプを使用。
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■袖引出(引出)
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引出は桐材を使用します。あられ組加工をしました。
あられ組加工の方法は「HILO」さんのHPで紹介されています。治具を作ることによって、トリマーで加工ができます。
2006.1更新
HILOさんのHP「HILOの木工」が消えてしまっています。googleで検索をかけたところ、幸いミラーサイトが残っていました。
URLはこちらです。 http://hilot.hp.infoseek.co.jp/
あられ組治具のページはこちらです。
蛇足かもしれませんが、あられ組は結構手が込んでいます。 より簡単に仕上げる方法もあります。
「趣味は木工とDTM」さんのHP
の「治具/作り方」のページに抽斗のつくりかたがいくつか紹介されていますので こちらも参考にしてみてください。
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引出の取手は金物を使うと簡単なのですが、シンプルなデザインにしたかったので、手間がかかるのを承知で掘り込み引き手としました。
まず、5.5ミリ合板で型板をつくってから、トリマーで削ります。
掘り込み引き手の作り方は取手・引手のコーナーで加工方法を紹介しています。
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手掛かりの引っ掛かり部分はうまく加工できるか不安でしたが、ミニルーターで削ると結構うまくいきました。
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■袖引出(塗装〜完成)
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塗装を行ったあと、キャスターを取付けて完成。
中央のキャスターは引き出しの底板に取り付けています。(市販の学習机の袖引出しがこうなっているのでマネしました)
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最下段の引き出しに付けるキャスターはBOXのキャスターと高さを揃えてやる必要がありますので、端材でかさ上げします。
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■追加加工
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キャスターを机にあてはめると、高さもピッタリ!(写真下)ところがピッタリすぎて机の引出の下端の手掛かりに手がはいりません。
そこで、机の引出にも袖引出と同じ手掛かりの加工をしました。(写真左)
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■本棚側板の加工
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棚の側板のアールはは型紙を用います。
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棚の巾は1036ミリあるので、1mのポニークランプでは届きません。パイプを300ミリ延長しました。
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■本棚の組立て
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左側の棚は、将来パソコンのモニターなどが置けるように取り外し可能にしています。
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棚板に、トリマーで6ミリの溝をつけます。溝は先端まで通さず、途中で止めます。
側板には6ミリの穴をあけて木ダボを挿入します。
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■本棚の引出
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本棚の引き出しは小さいので金物を使わずに納めました。
角棒を準備し、引出には、角棒より少し大きい溝を付けます。棚本体に角棒を取付けて完成です。
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■机への取付け
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机への取り付け方法はいろいろと考えたのですが、適当な金物なども見つからなかったので、天板に穴をあけて木ダボで取付けました。
(机の天板に穴はあけたくなかったのですが・・)
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■完成写真 |
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■図面ダウンロード |
<袖引出し>
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←図面のダウンロードはこちら。
(PDFファイル)
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<本棚>
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ご自由にダウンロードして頂いて結構ですが、著作権は放棄していませんので無断転載・再配布・販売はしないで下さい。
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