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27ミリx185ミリのポンデロッサパインを丸鋸スタンドで引出し前板の巾にに落とします。
このあと、手押しかんなで切断面を仕上げ。手押しかんなで1ミリ程度小さくなりますのでそれを見込んで大きめにカット。
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最下段の巾261ミリの引出し前板は、2枚をくっつけて製作。土台となる板を用いて接合部でねじれないようにします。 |
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上記の接合では、段差が出ないように最新の注意を払いましたが、それでも0.3ミリ位の段差が出来てしましました。 この段差はランダムサンダーで簡単にフラットにすることができました。
※実は、以前より欲しかったランダムサンダーをこの機会に購入しました。オービタルサンダーと比べるとパワフルだし、削りカスも舞い上がらないしとても頼りになります。
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まずは掘込み引手の加工です。
以前に作った学習机のテンプレートをベースにして作り直しました。5.5ミリの合板に糸鋸で穴をあけ、サンドペーパーで滑らかにします。
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トリマーにテンプレートガイドを取り付け、6ミリストレートビットを用いて根気よく削っていきます。
トリマーにテンプレートガイドを付けると上からの集塵ができなくなります。なので時々作業を止めて集塵します。それでも以前と比べると作業効率が飛躍的に向上しました。
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掘込み引手の加工が完了しました。
深さは15ミリです。
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続いて、モールの削り出しです。まずはテンプレートを作成。テンプレートガイドの逃げ寸法を考慮し、掘り込むラインより2ミリ小さく作成します。テンプレートの厚みは5.5ミリ。 |
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モールは、丸溝ビット(6ミリ)で彫り込みます。
ちなみにこのビットは以前に買っていたものではありますが、今回初めて使用しました。当たり前ですが、ストレートビットと比較すると先が丸い分、抵抗も少なく、スムーズに削ることができます。
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彫り始めは、ガイドの板を用いて、狙った位置にルータービットを入れます。 |
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クランプを何回かかわしながら、テンプレートに沿って6ミリの丸溝を彫っていきます。
曲がり角で勢い余ってしまわない様に細心の注意が必要です。
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一番下の段の引出しは背が高いのでテンプレートがそのままでは使えません。上下に分けて彫りこみ、最後に上下のラインをつなぎます。 |
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彫りこみが完成しました。 |
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四方にボウズ面取りをします。この加工の為に3分(9R)のビットを購入しました。 |
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引出しの前板らしくなりました。
面取りをするだけで随分イメージが変わるものです。
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最後に角の部分を丸めます。木箱をガイドにして、引出し前板を垂直に立てて面取りします。
このあと、サンドペーパーで滑らかに丸めます。
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最後に掘込み加工をしました。(全ての引出しの加工をするのに半日かかりました。)
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これで引出し前板の完成です。
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引出し前板の再加工(更新2007.10.14)
加工完了したつもりの引出し前板ですが、BOXにあてがって見るとエッジのイメージが固い!
そこで左右の丸面取りをもうすこし大きくすることにしました。これにより、扉の左右も同じように丸面取りを大きくする必要があります。加工は内丸かんなで荒削りしたあとでサンドペーパーで滑らかに仕上げます。
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最初の加工:奥側では9R(半径9ミリ)ですが15R(半径15ミリ)位:手前まで削りました。
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でも、まだしっくりきません。家のタンスを観察すると下図のように緩やかな面取りがあることに気付き、さらに加工しました。 |
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これで立体感が出ました。
すでに完成しているBOXを寝かせてその上に並べてみました。 いい感じです。
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