トリマーは、「ビット」を高速で回転させて材料を削ります。 電動ドリルや電動丸鋸に比べると知名度が低いですが、使い方次第で、プロのような加工をすることが出来ます。
但し、刃物が高速で回転していますのであやまって体に触れたりすると、 体がけずれてしまうしろものですので心して作業してください。また、結構、大きな音がしますので近隣への配慮も必要です。
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■トリマーとルーター
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大雑把にいうと、小型のものがトリマー、大型のものがルーターです。
トリマー:ビット径6ミリ(海外では1/4inch=6.35ミリ)、価格は¥5,000〜¥15,000
ルーター:ビット径12ミリ(海外では1/2inch=12.7ミリ)、価格は¥25,000以上
です。
入門にはトリマーがあれば十分です。かく言う管理人もルーターは保有していません。(欲しんだけど・・)
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■トリマーとトリマーテーブル |
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トリマーは左の写真の状態で販売されています。
メーカー品は1万円以上しますが、
私の使用しているものは、ホームセンターで5980円のもの(GREAT
TOOL製GTTR-600)です。安物でも日曜大工程度であれば特に不都合はありません。
ただ、標準で付属のビットは使い物にならず、新品に買い換えました。
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トリマーヘッドの部分。ビットを高速で回転させて材料を削ります。
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トリマーを手にもって、加工することも可能ですが、刃物が高速で回転していますのであやまって体に触れたりすると、
体がけずれてしまうしろものです。
トリマーテーブルにとりつけると安定します。(特に小さいサイズの材料に加工する場合)
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加工台は丸鋸用として販売されていますが、トリマーも付くようになった万能タイプが使えます。
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こちらは、1x4材を用いたガイドを取付けたところ。
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■トリマーテーブルその2 |
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トリマーテーブルを自作しました。
より正確で安全に作業できるようになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。
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■テンプレート |
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ストレートビット用テンプレート
テンプレートを加工のケガキラインに合わせる事で簡単にフェンス(ガイド定規)の位置決めができます。フェンスに沿ってトリマーを動かすことで真直ぐに溝加工をすることが出来ます。(写真はシステムバークランプ)
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■トリマー2台目 |
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2台目を購入しました。
リョービ トリマ TRE-40
ヤフオクで新品¥10500でゲット。
2台あれば、銀杏面取り用ビット、ストレートビットの付け替えをしなくていいので便利です。(⌒o⌒)b
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特徴は
ボディが細身なので握りやすい
始動時の振れがないソフトスタート
ラック&ピニオン式なので切り込み深さ調整が簡単
です。以前のものと比べるととても使い易いです。高いだけのことはあります。
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テンプレートガイドは別売
¥1300也
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■ビット |
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ストレートビット(6ミリ)
用途)
背板溝加工
アラレ組み加工
引手加工 |
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ストレートビット(12ミリ)
用途)
12ミリの溝加工 |
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丸溝ビット(6ミリ)
用途)
丸溝加工 |
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銀杏面ビット(ベアリング付)
(2分=半径6ミリ)
用途)
銀杏面取加工 |
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丸面ビット(ベアリング付)
(2分=半径6ミリ)
用途)
丸面取加工 |
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フラッシュトリムビット
(ベアリング付)
刃径9.5ミリ
用途)
フラッシュトリム加工
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ダブテールビット
刃径12.7ミリ角度14°
用途)
アリ継(ダブテールジョイント) |
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